皆さん、こんにちは。
何度足を運んでも新しい発見のある東京ディズニーリゾート。
今回から毎週、パークでより楽しめるBGS(バックグラウンドストーリー)を紹介していきます♪
第1回は、東京ディズニーランド入ってすぐ右手、パーク最大の品揃えを誇るワールドバザールの『グランドエンポーリアム』がテーマです!
知れば知るほどパークが楽しくなること間違いなし♪
開園当初はなかったってホント?
『グランドエンポーリアム』が東京ディズニーランドにできたのは2003年3月21日で、実はパーク開園当初にはなかったお店なんです。
もともと、この場所には「エンポーリアム」「タウンクロージャーズ」「メインストリートシネマ」という3つの施設があり、それらが合併して今の形になったそう。
BGS(バックグラウンドストーリー)でも、お店はリニューアルオープンしたことになっていて、店内に入ると、場所によって外観や内装が異なっていて、合併した名残を感じることができます。
店長はみんな大好きなスーパースター!
『グランドエンポーリアム』の店長はスーパースターの”ミッキーマウス”。
レジの後ろのオフィスで作業をするミッキーの姿を見ることができます。
元々、この場所には『エンポーリアム』という名前のミッキーが店長を務める小さな雑貨店がありました。
売り上げがどんどん伸びていき、ミッキーと仲間たちはお店の拡張を決意。
そうして、できたのが『グランドエンポーリアム』というわけなんです。
グランドエンポーリアムは英語で「大きな百貨店」という意味で、その名の通りパークで最大のショップになっていますよね。
止まった時計にも秘密があるの?
ちなみにミッキーがこのお店を開店しようと決意した日が3月12日とされていて、キャストさんたちもこの日をお店の開業記念日としています。
店内のレジ横に飾られた時計。
今は動いておらず、一見壊れているようですが、ここにも実は秘密があります。
時計の針は「3」と「12」を指しています。
そう、これはグランドエンポーリアムの開業日である「3月12日」を表しているんです!
ディズニーらしい工夫ですよね♪
ショーウィンドウの色合いが違うのはなぜ?
「エントランスに面したショーウィンドウ」と「ワールドバザール内のショーウィンドウ」の色合いが違うのはお気づきでしょうか?
実は、エントランスに面したショーウィンドウはセピア色でオープン前(過去)の様子、ワールドバザール内のショーウィンドウはオープン後(現在)の様子を表しています。
セピアカラーのショーウィンドウを覗いてみると、準備をするミッキーと仲間たちの姿がありますね。
ミッキーやミニーが飾っているジャケットや帽子は、ヴィクトリア調様式と呼ばれる当時の流行が反映されています。
ショーウィンドウのプレートには「How it all began … Friends helping each other.(=友だち同士が助け合うことからすべては始まった)と書かれていますよ♪
もう一つのウィンドウには、グーフィーやドナルド、デイジーが納品された商品を検品中。
グーフィーが荷物を持ち上げようとしたことで後ろの荷物が倒れそうになっています、、。
デイジーが「SAFETY FIRST(安全第一)」と書かれたプレートを持っているものもディズニーらしい世界観ですね。。。
こちらのプレートには「Our hard working staff never falls behind(我ら勤勉なスタッフは決して作業を遅らせることはない)」と書かれていますね。
ミッキーと仲間たちの努力で完成したお店なのがより深くわかりますね♪
店内にはキャラクターがいっぱい!
店内には多くの写真が飾られており、ミッキーと仲間たちの歴史を感じることができます。
こちらは最初の雑貨店をオープンした際の記念写真。まだ、店舗は大きくないですね。
こちらは、仲間たちとお店を大きくしようと準備している改装中の様子が収められています。
壁紙を貼るミッキー、電球付けるドナルド、木を切るグーフィー、カーテン付けるミニーなど、それぞれがしっかり役割を果たしているのがわかりますね。
こちらは、プレゼントを持ち寄ってスクルージおじさん一緒にクリスマスを楽しく過ごしている写真が飾られています。
こちらは、グランドエンポーリアムがOPENした時の記念写真。
当時の新聞の一面を飾った写真でもありました。
こちらは、ミッキーが市長から名誉あるシビックアワードをもらった時の写真。
さらに、ミッキー率いる野球チーム「ミッキーズ・グランドスラマーズ」のメンバーとの記念写真も飾られています。
朝夜は混雑しがちな店内ですが、お昼時は落ち着いているので、じっくり観て回るのもオススメ♪
リニューアルOPENは大ニュースだった!?
入り口付近のショーウィンドウの中には、リニューアルオープン当初の新聞が飾られています。
新聞は「ワールドバザール・デイリーニュース」という名前で、一面で「グランドエンポーリアム」のリニューアルオープンの様子を伝えています♪
「It’s a “Grand”reopening for the Emporium」
また、新聞によるとテープカットセレモニーの日は4月15日となっています。
これは、東京ディズニーランドのオープン記念日と同じなのもディズニーらしい♪
記念品もたくさん展示♪
新聞の展示されているショーウィンドウの中には、お店の記念品も多く飾られています。
例えばこちらは、お店の最初の売り上げになった1ドル札。
その下には初代のレジも飾られています。
他にも当時の施工に使われた道具やインクまで飾られていますね。
店内にもショーウィンドウにも思い出や記念品が飾られていて、ミッキーと仲間たちにとって思い入れの深いお店であることがより分かりますね♪
今回は、ワールドバザールにある東京ディズニーランド最大のショップ『グランドエンポーリアム』のBGS(バックグラウンドストーリー)をご紹介しました♪
グッズを見るだけではなく、店内やショーウィンドウを見るだけでも、よりパークが楽しくなること間違いなし!
ぜひパークに行った際は、じっくり見てみてください♪
〜参考文献〜
『Disney Supreme Guide 東京ディズニーランドガイドブック with 風間俊介』(講談社)
『もっと知りたい! 東京ディズニーランド くわしすぎる大図鑑』(講談社)
『東京ディズニーリゾート 魔法のディクショナリー 英語と文化の深掘りガイド』(ディズニーファン編集部)
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